家を建てる前の「断捨離」が、予算も間取りもスッキリさせる理由。【都筑工務店社員実践編】
こんにちは。tente-coです。
日頃は、外部の建築家やインテリアコーディネーターと連携しながら、設計工程の管理や見積もり業務をおります。
前回のブログでは、これからの梅雨のジメジメを乗り切るための「高性能サッシ(性能とコストの話)」についてお話ししました。家の中をさらりと快適に保つハード面のお話でしたが、実は我が家でもこの梅雨の時期、家の中を物理的に「すっきり」させようと、週末に一大断捨離を敢行いたしました。

日々、お客様の図面確認や見積もりをし、設計の工程を管理している立場から言うと、実はこの断捨離、これから注文住宅を建てる予定の方に「設計が始まる前に絶対にやってみてください!」と強くおすすめしたいことなのです。
今回は、私が実際に手放した「リアルな我が家の写真」を交えながら、その理由をお話しします。
■我が家の断捨離・その1:物置に眠っていた、かつての趣味の名残
まず物置の奥から引っ張り出してきたのが、こちらです。

昔使っていたクーラーボックスとバケツ、そして黒い折りたたみ台車です。 アウトドアにハマっていた時期の名残なのですが、ここ数年はすっかり出番を失い、物置の特等席を占領していました。
シビアな話をすると、家を建てるコストというのは「床面積(坪数)」に比例します。つまり、「使っていない古い荷物を保管するためだけに、何十万、何百万という建築費(収納スペース分)を払う」のは、すごくもったいないことなんです。
■我が家の断捨離・その2:「いつか使う」はやってこない
続いて、部屋の隅を占領していた大物たちです。

子供が小さいころ、海で使っていたボディボードと、大きな額縁、格子のパーテーション。 「いつかまた海に行くかも」「いつかお気に入りの絵を飾るかも」の「いつか」は、待てど暮らせどやってきません。思い切って感謝を告げながら手放すことにしました。
注文住宅の設計でも、「いつか使うかも」で間取りを広くすると予算が跳ね上がります。「今、そしてこれからの暮らしに本当に必要か?」を問いかけることが、最大のコストコントロールになります。
■我が家の断捨離・その3:本棚3台分のスペースが「フリー」に!

中身をすべて整理し、完全に空っぽになった本棚3台です!
これまで我が家の壁を占領していたのですが、中身を厳選したことで、本棚ごと手放すことに成功しました。この本棚がなくなった壁際を見て、ものすごく部屋が広く見えることに改めて感動しました。
私たちがチームを組む建築家の方やインテリアコーディネーターの方は、空間を美しく見せるプロです。しかし、最初から「あれもこれも収納したい」という条件が多すぎると、間取りが収納のパズルで埋まってしまいます。
荷物がスッキリしていれば、建築家は「光や風の取り込み方」や「開放的なリビング」といった、その家の一番の見せ場に素晴らしいアイデアを注ぎ込むことができるのです。
■さいごに
今回、我が家からこれだけの「大きな塊」が消えました。分別しているときは寂しかったり、思い出すことがたくさんあったりしましたが、終わったときには、家の中に新しい風が通るような清々しい気持ちになりました。これからも、少しづつでも無理なく続けていきたいです。
家づくりにおける断捨離とは、物を捨てることではなく、「これから始まる新しい暮らしで、本当に大切にしたいものを選び抜く作業」なんだと思います。
「うちの荷物の量だと、どれくらいの収納(予算)が必要?」 そんな具体的なボリューム感のご相談も、ぜひお気軽にジューテックホームにお話しにきてください。
By tente-co