毎月13日は「一汁三菜の日」。食卓と間取りに共通する 心地よい「バランス」の秘密
こんにちは。爽やかな初夏の風が吹き抜ける季節になりましたね。
毎月13日は、その語呂合わせから「一汁三菜の日」とされています。
和食の基本である「主食、汁物、主菜、副菜二品」という組み合わせは、栄養面はもちろん、
見た目の美しさや満足感の面でも、これ以上ない完璧なバランスだと言われています。
実は、この食卓の「バランス」の大切さは、私たちが日々暮らす「家づくり(間取り)」にも
そっくりそのまま当てはまるのです。
家を建てるとき、私たちはつい「部屋数はたくさん欲しい」「収納は広ければ広いほどいい」と、
要素を盛り込みたくなってしまいます。しかし、お皿の数が多すぎる食卓が落ち着かないように、
部屋で埋め尽くされた家は、どこか窮屈で開放感が損なわれてしまうものです。
間取りにおける「一汁三菜」とは、暮らしに本当に必要な要素を厳選すること。
家族が集まる広々としたリビング(主菜)があり、それを引き立てるすっきりとした
キッチンや洗面所(汁物・副菜)がある。
それぞれの空間が多すぎず、少なすぎず、お互いを引き立て合う
絶妙なボリュームで配置されているからこそ、住まい全体に心地よい調和が生まれます。
一汁三菜の食卓は、お椀や小鉢の「配置」が決まっているからこそ、箸がスムーズに動き、
美味しく楽しく食事をいただけます。

住まいもまったく同じです。 キッチンからダイニングへの配膳ルート、
洗濯機から物干し場への「家事動線」が美しく整っている家は、毎日の無駄な動き(=ストレス)を減らしてくれます。
効率的な動線という名の「配置のバランス」は、住む人の心と体に、
毎日のゆとりという最高の栄養を届けてくれるのです。
一汁三菜を毎日完璧に続けるのは大変ですが、「毎月13日」という節目があることで、
「最近、食生活が偏っていたかな」「わが家の暮らしのバランスはどうかな」と振り返るきっかけをもらえます。
器の並びを整えるように、お部屋の模様替えをしてみる。
そんな小さなお手入れが、住まいをより愛おしい場所にしてくれます。
今夜はぜひ、バランスの整った温かい食卓を囲みながら、わが家の心地よさをじっくり味わってみてくださいね。
by Porto