【リフォーム】<OB施主様>別荘のメンテナンス
当社建築OB施主様から、毎年、鍵をお預かりして
点検やメンテナンスをさせていただいてます。
本日は、定期メンテナンスの様子をご紹介します。
<築22年 永く快適に住み続けるヒント>
①室内の目視点検


室内は目視による、床・壁・天井の状態を確認するのと
電気や換気系統や給排水設備を点検をします。
豊かな自然や温泉などが魅力の別荘地。
訪れるわれわれにはとても魅力的ですが
建物にとっては「多湿」「冬期の凍結」「温泉のガス(硫黄)」
「長期不在」「換気不足」「蜂や小動物が住み着く」と非常に
過酷な条件がそろっているんです。
ゆえに、目視点検においてもそのエリア特有の
環境特性を踏まえて対応をすることが必要なん
です!



特に「室内の目視点検」で注意を必要とする箇所は
・木製サッシの状態
木製サッシ(窓 掃き出し引き戸)は高温多湿の日本で
木部の伸縮で反りが発生し開閉に問題が生じることがあります。
窓の開閉確認と木部の点検をします。
・黴(カビ)と結露の痕跡
壁紙の剥がれ、天井のシミ、特に注意が押し入れや
クローゼット内のカビの発生
シミが発見された場合は、結露なのか雨漏れなのか
原因を慎重に確認していく必要が大事なんです。
・配管の凍結破裂(亀裂)リスク
特に冬場を越した時期の点検では、トイレやキッチン
などの水回りだけでなく給湯器などの配管に亀裂や
水漏れの痕跡が無いかを確認していきます。
・排水トラップの破封(はふう)
ココはオーナー様にも覚えておいて欲しいメンテナ
ンスの一つ。長期間水を使わないとトラップ(排水管の
途中でわざと水を貯める構造部)内の水が蒸発し、
下水の悪臭や害虫が上がってきてしまいます。
水回りの部屋では特に臭いや虫の死骸の有無を確認
します。
②外回り・構造の確認
・床下の基礎の点検
床下の基礎コンクリートにクラックがないか
土台や根太のが虫等に浸食させてないか点検します。
・屋根の点検
屋根のスレート(コロニアル)はずれや欠けがないか点検します。
木製デッキ(オーストラリアヒノキのサイプレスパイン)は
2年ごとに塗装をしています。

住まいの点検やメンテナンスは、リフォーム会社
がしっかりと「地域の環境特性」の知識と経験値が
あるかが大事なんです!
別荘地の点検で特に気を付ける必要があるポイント
をご紹介
・雨樋の状況確認
屋根だけでなく雨樋(屋根に降った雨水を集め安全に
地上に流す排水装置)に、落ち葉による詰まりや破損
歪みがないか
・金属部の腐食やサビ
長期間稼働しない状況や温泉地などは空気に含まれる
硫化水素でよりいっそうの錆(サビ)が発生していないか
の確認が必要。点検エリアはエアコンの室外機や給湯器
外壁や屋根の板金、サッシの金物など多数です。
・外壁、基礎の劣化(シロアリ調査)
日当たりが悪く湿気が溜まる北側などは、藻や苔、カビ
の大量発生の可能性も。特に黴は根が外壁の奥底まで
成長してしまうと大変なことに。
また、近年被害が増加しているシロアリの調査も同時に
行います。まずはオーナー様も訪れた時に蟻道(ぎどう)
のチェックは必ず行ってください。



今回、メンテナンスの依頼をいただいたオーナー
様は、別荘を月に2度はご利用されているとのこと!
オーナー様ご本人も訪れる際に、木製サッシは
すべての窓を開閉して、サッシの木部が重なる位置
の乾燥を促しカビや腐食の対策に気を付けてくれ
ております。
オーナー様へ地域環境やお住いの建物の特徴や
必要なメンテナンス(点検)内容を正確にお伝えする
ことも我々の大切なサービス。
木製サッシ・木製デッキともに
メンテナンスすれば長持ちするものです。
今年は木製デッキを洗浄⇒ケレン⇒キシラデコール塗装をしてます。

⇧ 木製デッキ ビフォー

⇧ 木製デッキ 洗浄中

⇧ 木製デッキ 洗浄中

⇧ 木製デッキ アフター
今回のメンテナンスの主役は
北欧デザインの温かみを感じさせる「木製サッシ」と
広々とした「木製デッキ」です。
木製はメンテナンスが面倒そうと思われるかもしれません。
しかし、正しくお手入れをすれば、木材は年数を重ねるごとに
深い飴色へと変化し、工業製品では出せない「経年美化」を
楽しむ事ができます。
お施主様ご自身も、別荘滞在時には木製窓をこまめに開閉し
木部にカビが生えないよう愛情を持ってお手入れして
くださっています。
お施主様の愛情と、私たちの定期メンテナンスが合わさる
事で22年経っても美しい質感を維持しております。
近年は別荘地でもゲリラ防雨や想定外の大雪など
別荘を建築計画した時と大きく気候が変化しております。
過去の経験則だけでなく、最近の異常気象に対する予防
保全も考慮しながら、オーナー様と協力して、大切な
別荘を長くきれいにご使用できるように今後もつとめて
いきます!

BY テック爺