「玄翁」について
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2026.05.08
現場で使用する 『 玄翁 』 読み方は 『 げんのう 』 です。 いわゆる 『 トンカチ 』 です。
玄翁はハンマーの一種で、名前の由来は昔の僧侶と言われております。 一説には殺生石の毒霊を退治する際に使用したとのこと。 正確には両面が平らなものが ( 両口 ) 玄翁なので、現場で大工さんが使用しているものは 『 金槌 ( かなづち ) 』 です。 でも現場ではみんなが玄翁と呼んでいます。
若い頃に現場の手伝いに行った際には材料の搬入や上階への荷揚げくらいしか役に立たず、玄翁を握ることも出来なかったのですが、とある日に大工さんから 『 釘を打ってみろ 』 と言われてその難しさに驚いた記憶があります。
みなさんも経験があると思いますが、まず 「 真っ直ぐに打てない 」。 長さ 9cm の釘を木材に叩き込むだけですが、力任せに打つとまず 「 当たらない 」 そして叩いているうちに 「 斜めに進む 」 そのうちに 「 材料が割れる 」 という感じでした。

その後 『 そこに釘を打っておけ 』 と言われるまでに何度も練習しました。 手の皮が剥けて更に釘が打てなくなりました。 力を抜いて打てるようになるまで何日も掛かりました。 大工さんに認めて貰おうと … 1か月後には 9cm の釘を一撃で叩き込めるようになりました。 あまり意味はありませんが … 思い出です。
新人の時からズ~ッと設計一筋。 現場の技術は必要無い? でも技術面でも大工さんと話が出来る強みも身に付きいまでは良かったなぁと思う今日この頃です。
AOI

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