
家づくりにおいて、間取りやデザイン、断熱性能にはこだわっても、意外と見落とされがちなのが「シロアリ対策(防蟻処理)」です。
実は、日本の一般的な木造住宅で行われている防蟻処理の多くは、「約5年で効果が消えてしまう」ことをご存知でしょうか?
せっかく許容応力度計算による強靭な構造をつくりあげても、見えない壁の中でシロアリ被害に遭ってしまえば、その強さを維持することはできません。
ジューテックホームでは、20年、30年先も建物の強さとご家族の健康を守り抜くため、効果が持続する「ボロンDEガード®(ホウ酸防蟻防腐処理)」を標準採用しています。なぜ私たちがホウ酸による防蟻処理にこだわるのか、その理由を詳しく解説します。
INDEX
これまでの常識。一般的な防蟻処理は「5年で効果が切れる」
日本の木造住宅の多くは、シロアリ対策として「農薬系の合成殺虫剤」を使用しています。しかし、この一般的な処理方法には、長期的な住まいづくりにおいて大きな課題があります。
下記の写真は土台から1mまでにオレンジ色の農薬系の合成殺虫剤を使用した写真になります。

揮発・分解してしまう「合成殺虫剤」の弱点
農薬系の殺虫剤は、成分が空気中に揮発したり、自然分解したりすることで、徐々にその効果を失っていきます。現在の規定では、これらの薬剤の有効期限は「5年間~10年」とされています。
つまり、家を建ててから5年後にはシロアリに対するバリアが消え、無防備な状態になってしまうのです。
見えない壁の中の「再施工」は非常に困難

5年ごとに再施工をすれば良いと思われるかもしれませんが、ここに大きな落とし穴があります。
家が完成した後、壁の中(柱や筋交い、断熱材の裏側など)に再び薬剤を散布することは、物理的に非常に困難です。結果として、床下などの手が届く範囲しか再処理ができず、壁の中はシロアリの脅威にさらされ続けるリスクが残ります。
効果が「ずっと続く」。ホウ酸(ボロンDEガード)の力

そこでジューテックホームが採用しているのが、自然界に存在する鉱物「ホウ酸」を活用した防蟻防腐工法「ボロンDEガード®」です。
揮発しないから、効果が長期間持続する
ホウ酸の最大の特徴は「無機物」であることです。合成殺虫剤のように成分が空気中に揮発したり、分解されたりすることがありません。
つまり、雨水などで洗い流されない限り、新築時に施工したホウ酸の効果は半永久的に持続します。一度しっかり施工しておけば、5年ごとの大掛かりな再施工に悩まされることも、見えない壁の中がシロアリの被害に遭うリスクも大幅に軽減できます。
空気を汚さず、家族やペットに優しい安全性
「長期間効果が続く」と聞くと、強い毒性を想像するかもしれません。しかし、ホウ酸は私たち哺乳類にとって非常に安全な物質です。
人間や犬・猫などの哺乳類は、万が一ホウ酸を摂取しても、腎臓の働きによって尿として体外へ排出することができます(その毒性は食塩と同程度と言われています)。一方で、腎臓を持たないシロアリなどの昆虫には厳しく作用し、確実な防蟻効果を発揮します。
また、成分が空気中に揮発しないため、シックハウス症候群の原因になることもなく、室内の空気をクリーンに保ちます。
高気密・高断熱住宅だからこそ「ホウ酸」が選ばれる理由

ジューテックホームが提供するような高性能住宅において、ホウ酸防蟻処理は「相性抜群」であり、なくてはならない存在です。
高気密空間の空気を汚さない
断熱等級6、C値0.5以下という卓越した気密・断熱性能を持つ当社の家は、魔法瓶のように室内の空気を逃がしません。だからこそ、揮発性のある農薬系薬剤ではなく、空気を全く汚さないホウ酸処理が最適なのです。24時間換気システムと組み合わせることで、いつでも深呼吸できる健やかな住環境を実現します。
将来のメンテナンスコストを大幅に削減

一般的な防蟻処理では、5年ごとに十数万円〜数十万円の再施工費用がかかります。数十年というスパンで見れば、そのコストは莫大なものになります。
新築時に効果が持続する「ボロンDEガード」を施工することで、将来の再施工コストを大幅に抑えることができます。これは、ジューテックホームが掲げる「美しさと快適さを、無理のない価格設計で。」というコンセプトを、建築後のランニングコストの面でも体現するものです。
まとめ|見えない構造へのこだわりが、家族の未来を守る
「許容応力度計算」による最高クラスの耐震性。「制振ダンパー」による揺れへの備え。そして、その強靭な構造体をシロアリや腐朽菌から半永久的に守り抜く「ホウ酸防蟻処理(ボロンDEガード)」。
ジューテックホームは、完成してからは目に見えなくなってしまう壁の中や床下にこそ、家づくりの真価が問われると考えています。
デザインや間取りの美しさはもちろん、何十年先もずっと安心して暮らせる本物の住まいをご提供します。