【現代に蘇る「縁側」の心地よさ】

[ ブログ ] 2026.11.03

イメージ画像

日向ぼっこをしながらお茶を飲んだり、庭の緑を眺めながら夕涼みをしたり。かつての日本の木造住宅には当たり前のように存在していた「縁側」ですが、現代の住宅街では目にする機会がすっかり少なくなりました。

外でもあり、内でもある。そんな曖昧で心地よい「中間領域」の魅力を見つめ直し、高気密・高断熱住宅を手掛けるジューテックホームならではの視点で、現代の暮らしに調和する新しい縁側の提案をお届けします。

1. なぜ日本の住まいから「縁側」が減ってしまったのか?

昭和中期までの日本家屋に欠かせなかった縁側が減少した背景には、日本の住宅事情や生活様式の大きな変化があります。

  • 敷地効率と室内面積の最大化限られた敷地の中で「LDKを広くしたい」「家族それぞれの個室を確保したい」という要望が優先され、部屋と庭をつなぐ余白スペースが削られていきました。
  • 防犯性やプライバシーへの意識昔の縁側は近所の人と気軽に声を掛け合うコミュニティの場でもありましたが、近年の都市型住宅では外部からの視線を遮り、プライバシーとセキュリティを優先する設計が主流となりました。
  • 高気密・高断熱化による室内環境の密閉性向上昔の縁側は夏を涼しく過ごすための通風や日射遮蔽の役割を担っていましたが、冬は寒風が吹き込む要因でもありました。近年の省エネ基準の向上に伴い、住まいの外皮(断熱ライン)をシンプルに閉じる設計が増えたことも縁側が姿を消した一因です。

2. 現代の暮らしにこそ求められる「中間領域」の価値

縁側という空間が減った一方で、現代の家づくりでは「おうち時間を豊かにしたい」「自然を身近に感じてリラックスしたい」というニーズがこれまで以上に高まっています。

縁側の本質は、内と外をゆるやかにつなぐグラデーションにあります。

  • 室内にいながら季節の移ろい(光・風・雨音・緑)を五感で楽しめる
  • 椅子に座るのとは異なる「ちょっと腰掛ける」気軽なくつろぎが生まれる
  • 庭とリビングの距離が縮まり、休日のブランチや子どもの遊び場としての幅が広がる

完全に閉じられた部屋だけでは味わえない「情緒ある余白」こそ、忙しい現代人が求めている心地よさの正体です。

3. 高性能住宅で叶える、「現代版・縁側」提案

イメージ画像

「縁側をつくると冬寒くなるのではないか」「敷地に余裕がないと難しいのではないか」と思われるかもしれません。北欧クオリティの高気密・高断熱住宅やパッシブデザインを得意とするジューテックホームでは、快適な温熱環境を損なうことなく、現代の住まいに縁側のエッセンスを取り入れる設計をご提案しています。

① 温熱境界の内側に設ける「インナーテラス(現代の内縁)」

断熱ラインの内側に、タイルや土間仕上げのスペースを設けるスタイルです。

高断熱な木製サッシや大開口トリプルガラスと組み合わせることで、真冬でも足元までポカポカとした日だまり空間を実現。観葉植物を育てるサンルームとして、また雨の日でも庭を眺めながら読書を楽しめる「年中快適なインナー縁側」として活躍します。

② パッシブデザインの深い庇(ひさし)とつながる「アウターリビング(現代の濡れ縁)」

室内フローリングの木目と高さを揃えてフラットにつなぐウッドデッキと、日射を緻密に計算した深い軒の組み合わせです。

  • 夏の日射遮蔽:高い位置からの直射日光を深い庇でカットし、室内を涼しく保つ
  • 冬の日射取得:低い角度からのあたたかい陽光をリビングの奥まで引き込む

季節ごとの太陽の動きを計算した軒があることで、小雨の日でもデッキに出て庭を眺めることができ、昔ながらの「軒下空間」の心地よさを現代の省エネ設計とともに蘇らせます。

③ 窓辺に腰掛けをつくる「ピクチャーウィンドウ・ヌック」

広大なスペースを割かなくても、縁側の「腰掛ける」体験は創出できます。

庭の植栽や景色を絵画のように切り取るピクチャーウィンドウの足元に、一段上がったベンチスペース(小上がり)を造作。朝の一杯のコーヒーを飲む特等席や、家族が自然と集まって腰掛けたくなる居場所をつくり出します。

日本の伝統建築が持っていた「自然と共生する知恵」と、北欧住宅の「家族と家で過ごす時間を慈しむ思想(ヒュッゲ)」。これらは驚くほど親和性があります。

ジューテックホームでは、確かな断熱・気密性能と構造計算に裏打ちされた安心感をベースにしながら、暮らしに豊かな情緒をもたらす設計をお届けしています。四季を感じる心地よい居場所づくりを、ぜひ一緒に考えてみませんか。

イメージ画像

by:モン太

ジューテックホームでは、住まいの「こんな暮らしがしたい」をカタチにするため、メーカーショールームにて全4回の特別なリフォームイベントを開催いたします。

カタログやWebサイトだけでは分かりづらい使い勝手や質感、デザインを、実際の空間で見て・触れて体感していただける貴重な機会です。リフォームを具体的にご検討中の方はもちろん、「将来の参考に少し見てみたい」という方も、ぜひお気軽にご来場ください。

CONTACT

お問い合わせ

妥協のない、とことんこだわった家づくりにご興味の
ある方は、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
フリーコール 0120-206-244
10:00〜18:00(水曜休)
イベント情報
イベントに関するお問い合わせ
構造見学会・完成見学会・オーナー様宅見学などお気軽にご参加ください。
モデルハウス見学
モデルハウスの外観写真
美しさと快適さを兼ね備えた、「新しいモデルハウス」を現在建築中!
資料請求
資料請求用のパンフレット表紙
まずは、カタログをお手にとって、ごゆっくりとご検討ください。
お問い合わせ
スマートフォンを操作している手元とノートパソコン
24時間メールフォームにて受け付けております。