なぜ空調服はあんなに涼しいのか?
工事現場でよく見かける空調服(ファン付きウエア)
最近は夏の風物詩と言えるほどよく見かけます。
私も愛用しておりますが、今回は少し掘り下げてみようと思います。
「空調服が涼しい理由:「生理クーラー」の仕組み」
人間は「汗が蒸発する瞬間(気化熱)」により体温が下がりますが
汗をかいても、服の中に湿気がこもると蒸発が止まってしまします。
ファンで風を送り続けることで、汗を瞬時に蒸発させて身体を冷やしているのです。
とても理に叶った仕組みなんですね。

実際に着てみると
無駄な汗をかかなくなり、服の中がべとつかずとても快適です。
熱中症対策としても効果が大きいそうです。
以前は、
「服の中に夏場の熱い空気を取込んでも余計に熱くなるだけだよね」と軽く見てましたが
職人さんの強い勧めで購入してみると・・・
その効果に驚きを隠せず、「空調服の開発者さんごめんなさい」とつぶやいてしまいました。
こんな空調服ですが、その効果を半減してします着方があります。
①サイズが小さすぎる:風の通り道が潰されて涼しさを感じにくくなります
②インナーに綿(コットン)製を着用:綿は汗を吸うものの乾きにくい為、気化熱の発生を妨げます。
③ファンの吸気口が塞がれている
:フルハーネスやリュックなどで風の通り道が塞がれると空気が循環しなくなります
冷涼効果を更に上げる方法もあります
①冷感・吸汗速乾インナーを着用
汗が素早く生地に広がり、ファンからの風を受けて一気に蒸発する為、体感温度がガラリと変わります。
②保冷剤ポケットの使用
大抵の商品には付属してますが、更に冷涼効果が体感できます。
このように
空調服はただ風を送る道具ではなく、
人間の汗と気化熱のメカニズムを計算し尽くした画期的な熱中症対策アイテムです。
正しく風の通り道を確保し、吸汗速乾性の高いインナーと組み合わせることで、
過酷な夏の屋外や工場内でも驚くほど快適に過ごせるようになります。
ご自身の利用シーンに合った空調服とインナーをしっかり準備して、
今年の猛暑を安全に乗り切りましょう!

by Platinum